こんにちは、はれパパです。 最近アウトドアにハマってきました。 子どもと一緒にキャンプできる日を夢見て日々学んでます!
最初にお聞きします!

みなさん!焚き火楽しんでますか?

火を育てていくのが難しい~

全然火がつかない~
とか悩んだことないですか?
もしかしたら、木が燃える仕組みを理解することができたら
もっと簡単に焚き火を楽しむことができるかもしれません。

焚き火って木に火がついて
どんどん燃えるようなイメージありますよね。
実はそう簡単なかんじではないみたいです。
科学的な要素で薪が燃えて焚き火になっています。
この記事では、
- 火をうまくつけることができない
- 焚き火の育て方がよくわからない
- 焚き火が燃える仕組みを知りたい
このような方に向けて、はれパパが勉強した内容を共有したいと思います。

この記事を読んだら
ちょっとした焚き火博士になれるかもしれません(笑)
【初心者必見】焚き火の仕組みを知って楽しもう!木が燃える仕組みを解説
木が燃える仕組みって?
みなさん木が燃えるときってどうなっているのかきになりませんか?
木にライターの火を近づけるだけで燃えると思いますよね?
焚き火するときも、火を近づけたら火は勝手につくと思っていたので
火が育てられない失敗をはれパパも経験しました。
ここでは、どうやって薪が燃えて焚き火としての一生を迎えるのか解説していきます。
ここでは、温度によって薪がどのような状態になっていくのかみていきます。
動画でも発信しています!
木の燃え方を動画も見ながら読んでみてください。
温度による薪の一生
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100℃のとき
最初は焚き付けや着火剤で火をつけていくと思います。
その火で薪が熱せられます。
薪が100℃くらいに熱せられると水分が出てきます。
それと同時に、可燃性のガスを放出しだします。
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200℃のとき
200℃を超えてくると、セルロースなどの炭素の分解が急激に進みます。
その後、一酸化炭素、水素、炭化水素などの可燃性ガスがたくさんでてきます。
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260℃のとき
260℃になってくると、可燃性ガスに引火して薪が燃え始めます。
300℃くらいになると薪が割れて可燃性ガスが噴出します。
その後、薪の中の炭化が進みます。
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600℃のとき
熱による分解が進み、
600℃以上になると炭化水素などの可燃性ガスが自然着火します。
この状態で薪自体から炎があがります。
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700℃のとき
700℃で可燃性ガスの放出が終わります。
その後、炎があがらない燃焼になります。
これを熾火(おきび)といい、料理しやすい状態になります。
ここまでくると、あまり酸素を必要としません。
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燃焼終了
炭もほぼ燃え尽きて燃焼終了です。
白い灰は燃えなかった炭素とミネラル成分になります。
灰の上で再び焚き火をしようとすると効率よく着火します。
どうですか?
あらためて薪が燃える仕組みをみてみると勉強になりますね。
まとめてみると
- 薪はそれ自体がすぐに燃えるのではなく可燃性ガスが燃えている
- 可燃性ガスが出るためには100℃まで熱せないといけない
- ガスの放出が終わると熾火になる
薪の燃え方をみたところで薪を燃やすための要素についても解説します。
薪を燃やすために必要な要素って?
薪を燃やすために必要な要素があります。

みなさんわかりますか?
この3つです。
- 燃料
- 酸素
- 熱
これらがそろっていないと薪は燃えません。
解説していきます
燃料
燃料はそのままですね。
薪のことです。
燃やすための薪がしっかりあることが大切です。
少量の木だけでは焚き火を楽しむことができません。
酸素
次に酸素です。
ものが燃えるときには、酸素と科学反応をして燃焼しています。
そのため、焚き火を楽しむためには、酸素をしっかり送ることも大事になってきます。
熱
最後に熱です。
この要素は、忘れがちになりますが、焚き火の一生で解説したように、
薪の温度を上げることで、可燃性ガスが発生し、燃焼していきます。
この熱のことを頭に入れておくだけでも焚き火を育てるときに役に立ちます。
薪を燃やすための三要素と、焚き火の一生を考えた時に焚き火の育て方がみえてきます。
次に、失敗しにくい焚き火の育て方を見ていきましょう。
失敗しにくい焚き火の育て方
薪を燃やすための三要素
- 燃料
- 酸素
- 熱
焚き火の温度による変化を考えて焚き火の失敗しにくい育て方を解説していきます。
- 小さい枝や薪を準備してあまり離さず置く
- 焚き付けに火をつけて薪の温度を上げる
- ある程度温度が上がって炎が出ると大きい薪を追加
- 必要に応じて酸素を供給する
- 燃焼が弱くなる前に薪を追加
-
小さい枝や薪を準備してあまり離さず置く
焚き火をはじめる時に大事になってくるのが、熱です。
薪の温度が上がることで可燃性ガスが出てきます。
この温度を上げるために最初は、焚き付けの小枝などを離さずに置きます。
-
焚き付けに火をつけて薪の温度を上げる
枝などの準備ができたら火をつけていきます。
この時、熱をどんどん上げるためにうちわであおぐなどして酸素を送る必要はありません。
熱を上げるのが目的なので小枝などを追加しながら温度を上げていきます。
温度が100℃を超えてくると可燃性ガスが出てきて火が大きくなってきます。
-
ある程度温度が上がって炎が出ると大きい薪を追加
温度が上がって可燃性ガスが出てきたらある程度火も育ってるので
大きい薪も燃焼させる事ができます。
-
必要に応じて酸素を供給する
効率よく燃焼させるには、酸素を供給していきます。
ここまでくると温度は十分あがっているので、
うちわであおいだり、火吹き棒で吹いたりして
酸素を供給します。
やってみるとわかるんですが、酸素を送ることで、炎は大きくなります。

火吹き棒で吹いて
炎がボワッと大きくなるとテンション上がりますよ!
-
燃焼が弱くなる前に薪を追加
薪の温度が上がりきって炭から灰になってきます。
薪が灰になる前の炎が上がっているときに薪を追加することで、
効率よく焚き火を維持することができ楽しむことができます。
薪の温度が上がって炎が上がらなくなる状態になったら熾火です。
この状態で料理すると火力調整しやすいためやりやすいです。

火吹き棒などで酸素を供給すると炎もあがり火力UPできます。
こんなかんじで焚き火を科学的に考えて育てていけば焦らずにできます。
焚き火を楽しむためのアイテムなどはこちらの記事をご覧ください。
まとめ
いかかでしたでしょうか?

焚き火って科学なんだ!って気付かされました。
燃える仕組みを頭の片隅に入れておくことで、
焚き火をあたふたせずに育てていくことができます。
- 焚き火の温度による変化
- 燃えるための三要素
- 燃料
- 酸素
- 熱
これらを自分の手で操ることで料理をしたり、キャンプファイヤーをしたり、
安全に消火したりできます。

これで楽しく焚き火ができますね。
安全には十分に注意して焚き火を楽しんでいきましょう!!
マナーについて
最後にキャンプを楽しんでいく中で、守らないといけないマナーがあります。
しっかりマナーを守ってキャンプを楽しんでいきましょう!

美しい自然を大切に
マナーについてまとめた記事はこちら
【知らなかったじゃ済まされない】キャンプを楽しむためのマナー5選

おわりに
今が人生のなかで一番若いときです!
みなさん!
『幸せを感じる事ってなんですか?』
って聞かれてすぐに答えることできますか?

はれパパはすぐに答えることができませんでした。
幸せって人によって全然違います。
今はまだ自分にとっての幸せに気づけていない人はラッキーです。
これから少しでもやってみたいと思ったことをやってみたらいいです。

はれパパはアウトドアを楽しんでます!
このブログが幸せを見つけるきっかけになったら嬉しいです。
いろんなことにチャレンジして人生を楽しんでいきましょう!
ここまで読んでくださりありがとうございました。
はれパパ家族紹介
5歳と2歳の女の子を育てるパパ
アウトドアを通して
家族のこころとからだを健康にして
楽しい人生を歩むべく
いろんなことにチャレンジしています。
Twitterでも日々の出来事や学びを発信しています。
よかったら遊びにきてください!
妻はイラストレータのこはるです。
アイコンなど妻に描いてもらいました。